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お客様の声

一番嬉しかったのは、「こんな会社だったっけ?」と言われたことです。会議室の席についた時にお客さん..
株式会社エルテス/代表取締役菅原さま

「デジタルリスクと戦い続ける」という信念のもと、デジタルリスク対策に関する幅広いサービスを展開されている株式会社エルテス様。従業員人数100名を超えて企業規模が拡大する今、「言葉で定義されたビジョンやミッション」に対して社員一人ひとりが考える機会を持たせたい、とウォールアートの導入を決意されました。 オフィス移転ではなく、通常稼働するオフィス内へのウォールアートの導入。結果的に会議室3部屋、廊下、執務エリアの合計7箇所、計3名のアーティストが関わる巨大プロジェクトとなりましたが、ウォールアート導入の狙いや導入後の効果はいかがだったのでしょうか。 代表取締役の菅原さまにお伺いしました。

ウォールアート 導入のきっかけとは

平山(ディレクター)

この度はウォールアートをお任せ頂きありがとうございました。通常はウォールアート の導入って、オフィスが移転する時に空間デザインの一部として提案するケースが多いんです。ですが今回のエルテス様は今のオフィスにウォールアート だけ追加したい!!という依頼でしたよね。

菅原さま

はい。「ウォールアート を導入したい!!」というよりは、会社規模が大きくなって次のステージに行くことを考えた時に、皆がビジョンやミッションを咀嚼して共通のイメージを持つ必要があると考えました。

平山(ディレクター)

100名を超えると、阿吽の呼吸とはいかなくなりますもんね。

菅原さま

そうです。イメージを持つ為には、個人がミッションやビジョンを因数分解して組み直して腹落ちしなければなりません。その為には社員になんらかのインパクトを与えて、自分で考える体験を提供する必要がありました。

平山(ディレクター)

それでウォールアート の導入を検討されたんですね。
 

非言語的なアート だからこそ、社員の考える機会につながる

平山(ディレクター)

ビジョンやミッションの言葉が決まっていても、その言葉に対する解釈が少しずつズレてるような課題を感じることはありましたか?

菅原さま

解釈のズレは感じていました。ただ、全員のミッションやビジョンについての解釈を揃えたいわけではなくて、社員一人ひとりが考えて腹落ちさせれば色々な解釈があっていいと思うんです。 公のリリースなどは統一する必要がありますが、ウォールアートを導入することで「言葉で定義されたものの幅をもう一度広げる」ことにつながるのでは?と思いました。

平山(ディレクター)

嬉しいですね。私たちも「オフィス×ウォールアート 」にこだわっているのは、非言語的なアート だからこそ、そこで働く社員さんが考え、語れる機会を増やせるんじゃないか、と思っているからなんです。

菅原さま

そういう意味では、良い提案をしてくださったと感謝しています。我々も外部の方をいれようと決めていました。自分たちだけだと無難でいつも通りになると危惧していました。(笑) 実は、自分たちもビックリするくらいに意外で、わかりやすい提案を期待していました。
 

一番嬉しかったのは「こんな会社だったっけ?」と言われたこと

平山(ディレクター)

提案については、あえて今のエルテス様のイメージにないものをしてやろうと考えていました(笑)そこにギャップを生み出すことで、今までないエルテス様の一面を表現できたらと思いまして。 かなり尖った提案でしたが、内容はどのように感じていただけましたか?

菅原さま

時間で課題を理解し、提案頂けました。最初の提案から的確で、区画に分けて3名のアーティストをアサインしてくれたことも、「考えの統一化ではなく、考える機会の提供」というコンセプトにあっていて良かったと思ってます。

平山(ディレクター)

嬉しいです。ぶっちゃけオフィスやサイトから感じられるエルテス様のクールなイメージとは違いすぎるかな?!とビクビクしていました・・・・。

菅原さま

それがよかったです。築いてきたイメージとのギャップがあることで「これどういうことなんだろう?」と考える、その0.1秒を求めていました。社員にも来客の方にも、ウォールアートで瞬間の考える体験してもらえることが一番ですからね。考えることが一番大切なんです。

平山(ディレクター)

ウォールアート 施工後のお客様や社員の反応はいかがでしたか?

菅原さま

一番嬉しかったのは、「こんな会社だったっけ?」と言われたことです。会議室の席についた時にお客さんも、ウォールアート が目に入るからなんか気の利いたコメントしなきゃって考えるじゃないですか。その1、2秒頭の中で考えてもらえているので、狙い通りですね。ストーリーのあるアートに、満足しています。

平山(ディレクター)

わぁ、狙い通りでしたね!!「これなんですか?どういう意味ですか?」って聞かれて、社員さんがストーリーを答える。その体験が積み重なると、きっと「エルテスが何か」ということが一人ひとりに腹落ちされますもんね。

菅原さま

稼働中のオフィスだったので、絵ができていく過程をリアルタイムで見れたこともよかったです。社員同士で「あれどういう意味なんだろう」とか「どういう絵になるんだろう」とか盛り上がっている場面をよく見ました。これも考えるきっかけという目的では、重要でした。

新たな挑戦をしようと思っている企業におすすめ!!

平山(ディレクター)

今後、このオフィスでエルテス様はどういった方向へ進んで行くのでしょうか。

菅原さま

この業界を開拓し、マーケット自体をビジネス化して切り開いてきたっていう自負があるので「デジタルリスクの先駆者」でありたいと思っています。Webリスクモニタリングや、内部脅威検知サービスも、時代のニーズに合わせてお客さまに価値を提供し続けてきました。今いる社員も、これから社員になる人たちも、みんなが「日本中の企業のために、未知なるデジタルリスクと戦い続ける」と思って働ける会社にしたいですね。

平山(ディレクター)

なるほど。その役目にアート が一役買えていたら嬉しいです。エルテス様の進化に合わせて今のウォールアート も進化していったら面白いですね!!

菅原さま

その通りですね!! 今はモチーフが中世の騎士ですが、バズーカ砲が加わったり武器が進化していくとか・・・(笑)まだまだベンチャーの域なので、市場の変化も激しいですし、大きく成長する必要性を感じています。アートをきっかけに、会社の成長、変化と、自分自身の成長、変化を感じる機会を提供していきたいと考えています。

平山(ディレクター)

ありがとうございます。是非末長くお願いいたします。 最後に、もしこのサービスを他社さんにお勧めしてくださるとしたら、なんと紹介していただけますか?

菅原さま

「新たな挑戦をしよう」という企業にお勧めしたいです。 新しい挑戦の時には、自らが変わる必要があります。そのときに、アートを活用した働く場所を変えるサービスは、良いと思います。 弊社の場合は「考える機会」を提供することが目的でしたが、社員が増えて、ブランドの統一が必要な企業にも有用かと思います。

平山(ディレクター)

なるほど、そういった企業に働きかけができるように頑張ります。菅原さま、どうもありがとうございました!!
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