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小林万里子

小林万里子

1987年大阪生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻、2012年同大学院修了。織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現する。人と動物を分ける境界線としての肉体が土へと還る長い時間や、死してからほかの生き物として命が再生する道のりを描くといったように、我々が「人」として生きる「今」という時間を繙きながら制作を行う。重層的に織りなされる色やかたちによって現れる混沌のイメージのなかから、生命の本質的な姿を描き出すことを試みている。

主な個展に「背負うなら太陽だけでいい」(2020 年、CADAN有楽町、東京)「All of the world」(2019 年、s+arts gallery、東京 ) 、「青にめざめ、赤 にねむる」(2018 年、Art for Thought、東京 )、「循環の森」(2018 年、FEI ART MUSEUM、神奈川)、グループ展には「FIBER&FACES 12+1 ー変容する繊維ー Metamorphosis」(2019 年、アーツ千代田3331、東京 )、「六本木アートナイト 2015(WS)」「ストリートミュージアム 2015」(ともに 2015 年、Tokyo Midtown プ ラザ B1、東京)、「New beat in 香港」(2012 年、香港理工大学、香港)などがある。

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