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制作事例
日系アメリカ人アーティスト、JUURIが描く!「三番叟(さんばそう)」をモチーフにした、日本と西洋のミクスチャーアート
2025年制作
INFORMATION
日系アメリカ人アーティスト、JUURIが描く!「三番叟(さんばそう)」をモチーフにした、日本と西洋のミクスチャーアート
JUURI
Place:ミカン下北沢
Size:W12m×H4m
Days:7days
Artist: JUURI
Date:2024年
Size:W12m×H4m
Days:7days
Artist: JUURI
Date:2024年
- #WALL ART
- #MURALMEDIA
- #MURALMEDIAミカン下北沢
日系アメリカ人アーティスト、JUURIが描く!「三番叟(さんばそう)」をモチーフにした、日本と西洋のミクスチャーアート
ミカン下北沢付帯施設の壁である「MURAL MEDIA KEIO×NOMAL ART COMPANY」。この壁は壁画広告のメディアとして使用しつつも、壁が空いている時にはアーティストに開放することで、自由なアート表現や、壁画制作シーンのあるまちづくりの一端を担っています。
さて、2024年の冒頭に壁画を描いてくれたのは、オクラホマ州オクラホマシティを拠点に活動する日系アメリカ人アーティストであるJUURI。故郷である日本の伝統文化と、西洋で育った彼女自身の価値観がミクスチャーされた壁画表現は、美人画や浮世絵を彷彿される表現ながらも彼女自身のアイデンティティが反映され、唯一無二の艶やかな存在感があります。
今回の壁画デザインのアイデアの根幹は「三番叟(さんばそう)」。三番叟とは、もともとは地震や災害を避けるために行われる縁起の良い踊りだったそう。三番叟にある鐘を鳴らすという行為は「種を蒔く」ことや、何か新しいことの始まりを連想させるものでもあります。
ミカン下北沢の「実験」というテーマに擬えて、古代の踊りもある種のチャレンジだったのではないかという思いからモチーフとしています。
またナチュラルな配色の中にも、オレンジの鐘の色は果物の蜜柑を彷彿させるようでもあり、JUURIの遊び心が見て取れます。
この壁画が、未来に向けて新しくて美しいアイデアを開発するというミカンのコンセプトを強化することができれば幸いです。
※現在はこの壁画はもう存在せず、上塗りされた新しい壁画になっています。
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