オフィスアートとは?意味・効果・導入事例まで徹底解説|空間ブランディングの新常識
- #ウォールアート

目次
オフィスアートとは?定義と注目される背景
「オフィスアート」とは、単なるインテリア装飾ではなく、企業のビジョンやカルチャーを可視化し、空間体験を通じて人に伝えるアートを指します。エントランスの壁画から、会議室に設置された絵画、オフィス全体を彩るインスタレーションまで、その表現は多様です。
近年、オフィスの役割は「作業場」から「象徴の場」へと大きく変わりました。コロナ禍を経てリモートワークが普及し、オフィスは「ただ働くだけの場所」ではなく、社員のエンゲージメントを高め、来訪者に企業の姿勢を伝えるショーケースとして注目されています。
MITの研究でも、空間デザインが社員のモチベーションや心理的安全性に直結することが示されています。空間に投資することは、いまや福利厚生や採用活動に直結する経営判断だと言えるでしょう。
アンケートから見る、今オフィスに求められる要素
私たちが実施した調査では、オフィスに「満足している」と答えた社員はわずか34%。
円グラフで見れば一目瞭然、過半数以上の社員が「普通」「不満」と感じています。
その理由を深掘りすると、共通する声がありました。
――「自社らしさが見えない」「遊び心が足りない」。
さらに、就職活動においてオフィスデザインを重視する学生は50%以上にのぼります。
つまり、オフィスは社員のやる気を高める場であると同時に、未来の仲間を惹きつける大切な“舞台装置”なのです。
オフィスアートの種類
オフィスアートとひとことで言っても、その表現方法はさまざまです。
手描きアート
アーティストが一筆ずつ描くからこそ生まれる温度感。唯一無二の「手触り」を残します。NOMALARTCOMPANYのオフィスアートは基本的にすべてが手描きです。
明るく華やぐアート
鮮やかな色彩と大胆な構図。社員の創造性を刺激し、会議室をアイデアにをもたらします。社内の柔軟性を表すこともでき、若手の人材採用面でも効果を発揮します。
モチーフがはっきりしたアート
描きたい商品や対象が明確な場合におすすめしています。写真とは異なる、アーティストが描くからこその勢いや立体感は見る人の心を高揚させる力があります。
日本画・和テイスト
海外からのゲストに「日本らしさ」を印象づける、粋で洗練された、哲学を感じる空間演出に最適です。
立体・インスタレーション
立体感のあるアートは社員が思わず立ち止まるインパクトがあります。語り合いたくなるマグネットなどを駆使して“体験型アート”を仕掛けることもできます。
オフィスアートがもたらす5つの効果
ここからはオフィスアート導入後のアンケートを結果とともに、オフィスアートの効果に迫ります。
まず、オフィスアートを導入するとオフィスが目に見えて活気づきます。アンケート結果からも、ポジティブな意向が見られています。
従業員のエンゲージメント向上
アートを通じて自社のビジョンを感じられることで、多様な側面から社員の誇りとモチベーションが育ちます。
実際、オフィスアートを導入後のアンケート結果からも、雰囲気からモチベーションまで多岐にわたる感想をいただきました。
来訪者へのブランド訴求力向上
エントランスの壁一枚が「企業理念を語る看板」となり、言葉以上のメッセージを伝えます。上のアンケート結果からも「会社に関する理解」「意味を考えるようになる」などの副次的効果が立証されています。
業務中のストレス緩和と心理的安心
視覚的な刺激が心を落ち着け、集中力を保つ環境をつくります。
企業文化、ミッションビジョンの浸透に役立つ
アートの効果の4点目は、企業文化の浸透に大きく貢献することです。ビジョンは言葉で伝えることが一番わかりやすいですが、各々が自由に解釈する面白さがあるのがアートというコンテンツです。
ウォールアートが担うのは見た目の美しさだけではありません。MVV(ミッションビジョンバリュー)に代表される、その会社の根幹の部分を具現化しようとします。それは時には言葉より雄弁に会社の個性や魅力を社員に語りかけ、出社するたびに企業文化を感じることができるでしょう。
採用における「選ばれる職場」づくり
実は就活中の学生からは、圧倒的に関心度が高いオフィスアート。アートのある職場は単に場が華やぐだけではなく、アートが歓迎される社風の表すことに繋がり“こういう思想のある自由な場所で働きたい!”を引き出すことができます。
男性社員ばかりのIT企業が女性の採用に力を入れる時には、しっかりと骨太なアートを描きつつも女性らしいテイストを入れてみたり。独創性のある人材を採用したい場合は、あえて独特なアートを導入してみたり。
元より柔軟な社風の企業はもちろん、レガシー体質を見直し、リブランディングで新たな人財を獲得したい企業にも選ばれる選択肢です。
導入の流れと費用感
オフィスアートの導入は、次の流れで進みます。
- ヒアリング – 経営理念や空間の課題を丁寧に伺います。
- プランニング – 世界観に合ったアーティストやデザインを提案。
- 制作/施工 – 現役アーティストが現場で壁に生命を吹き込みます。
- アフターフォロー – メンテナンスや更新提案も継続サポート。
費用は小規模で30〜100万円程度、大規模では数百万円規模になることも。
賃貸オフィスでも原状回復を前提にした設計が可能ですので安心です。
導入の流れと費用については「壁画制作の料金とは? 気になる費用や制作方法・制作期間について壁画会社のスタッフが解説。」もご覧ください。
オフィスアートの導入事例紹介
- エントランス事例(株式会社アットオフィス様の事例)
Before:白いプレーンな空間
After:企業理念を象徴する壁画を導入 → 来訪者から「会社の世界観が伝わる」と好評
- 会議室事例(株式会社アロワーズ様の事例)
Before:白いプレーンな空間
After:ポップアートを配置 → 会議が活性化し、アイデア共有がスムーズに
- 大型プロジェクト事例(日本電気株式会社(NEC)様の事例)
Before:社員の一体感が不足
After:ワークショップで社員が参加して制作したアートを設置 → 「自分たちの作品」という誇りがエンゲージメントを高める
オフィスアートの導入ならNOMAL ART COMPANYへ
私たちNOMAL ART COMPANYは、年間100件以上の実績を誇るオフィスアートの専門チームです。
現役アーティストと直接コラボできるのが大きな特長で、完成した作品には「企業とアーティストの物語」が宿ります。
また、導入の瞬間だけでなく、ライブペインティングや社員参加型ワークショップなど、アートを「体験」できる仕組みもご用意。
オフィスが単なる職場ではなく、「物語のある場」となるよう伴走いたします。
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