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制作事例

築100年の古民家で営まれる、新しい形の蕎麦屋さん。巡るエネルギーをイメージした大型の刺繍作品
soba de rutin

INFORMATION
築100年の古民家で営まれる、新しい形の蕎麦屋さん。巡るエネルギーをイメージした大型の刺繍作品
小林万里子
Client: soba de rutin/都田建設
Place: レストラン内
Size: W6m×H2.0m程度
Days:14days
Artist: 小林万里子

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築100年の古民家で営まれる、新しい形の蕎麦屋さん。巡るエネルギーをイメージした大型の刺繍作品


浜松は都田で展開される、都田建設が手がける北欧の暮らしを体現するエリア・DLoFre’s。そこにある古民家の中で展開されるお蕎麦屋さんが「soba de rutin」です。   店名にもなっているルチンとは、お蕎麦の効能の1つ。生活習慣病の予防に効果的な成分として知られ、ビタミンCとの併用で体内のコラーゲンの生成を促進するとともに、血液をサラサラにしながら毛細血管を強化する働きがある、とのこと。 そんな体に優しい成分を、厳選した食材との掛け合わせでのニュースタイルで頂くことのできるこのお店。 古民家のリニューアルをする中で、コンセプトにふさわしいアート作品を納品したいとのことでご相談をいただきました。今回、担当したのはテキスタイルアーティストの小林万里子。 織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用い多様な素材を組み合わせていく方法で、世界に存在する様々な結びつきを表現するアーティスト。素材が重なり合う様子は命の育み、厚みとともに生と死すらも意識させるような迫力があります。 エネルギッシュな刺繍アート作品今回は古民家のひとつの壁面を覆うような大型の作品を提案。 蕎麦の葉と水脈をイメージしてできたアート作品のインスピレーションの源は、ヒマラヤ山脈の麓であるネパールを原産地としている「赤そば」です。 通常白い蕎麦の花ですが、このネパールでは赤い花が咲くとのこと。蕎麦が持つとされる災いを断ち切る力から着想し、蕎麦から生まれるエネルギーが水脈に乗って、蕎麦を食べた人に注がれて、命の火が灯るようなイメージで制作されました。 赤くエネルギッシュな蕎麦の葉、そこから迸る命のエネルギー。その中央には多様な動物たちが刺繍され、それがさらに温かくパワフルな命の火を連想させます。
見ているだけで体温や鼓動を感じるようなアート。お店に来店者をこれからも楽しませてくれますように。

 
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