
リユースを巻き起こす旗艦店に、関西のパンチ力を!!KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHIの内装を彩るBAKIBAKI/WHOLE9のグラフィックデザイン
KOMEHYO 心斎橋店
2025年制作
リユースを巻き起こす旗艦店に、関西のパンチ力を!!KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHIの内装を彩るBAKIBAKI/WHOLE9のグラフィックデザイン
株式会社コメ兵様が2025年6月オープンさせた、「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」。日々インバウンド客含めて人々が多く行き交う心斎橋筋商店街にて、多彩なリユース品に触れられる他、買取もできる旗艦店として開店。
今回オープンにあたり旗艦店をより盛り上げるエッセンスとして、大阪をベースとして活動するアーティストの起用を検討されたコメ兵様。内装設計を担当したエイムクリエイツ様とともに勘案し、デザインをすることに決まったのは、BAKIBAKI・WHOLE9といういずれも関西を代表するアーティストです。
今回のKOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHIにはメインキャラクターは「ヒョウさん」がいる、という特徴が!大阪を彷彿させるような豹柄や、コメ「ヒョウ」にもかけているユニークなキャラクターですが、アートにもこのエッセンスを取り入れていきました。
1Fから2Fへ続き、商店街からも見えるダイナミックな階段のグラフィックはBAKIBAKIが担当。古来の紋様を現代的にアップデートした《BAKI柄》を使うアートワークを日本・世界へ展開する他、地元大阪を盛り上げるアートプロジェクトも牽引するアーティストです。
今回はシグニチャーであるBAKI柄を大胆に配置。大小の柄の組み合わせたリズムを産んでおり、内装に合わせたピンクとブルーがポップで軽やかな雰囲気に。BAKI柄をよく見ると豹柄を始めとしたアニマル柄を発見することができ、大阪の賑わいを感じることができます。
3Fの買取フロアではアートワークをアーティストユニット・WHOLE9が担当。大阪芸術大学の同級生同士で組まれたユニットで、抽象を担当するsimo・具象を担当するhitchで構成。別の世界の入口を感じさせてくれるスケールの大きなストーリーを感じさせるアートと確かな技術力が特徴のアーティストです。
今回は木々深いジャングル潜む豹をストーリーの主人公に、獲物を逃さないイメージと、その周りを彩る「無限の輪=リユースのサイクル」を組み合わせたアートに。無限の輪は壁面横の鏡面を生かし、反射を生かして表現しました。
これからもたくさんの素晴らしいモノや、人々が行き交い、めぐっていくであろう「KOMEHYO OSAKA SHINSAIBASHI」。空間にインパクトを残し、忘れられない大阪の1ページとなるアートでありますように。