2023年ベストベンチャー100にも選出されている、株式会社RERISE様。転売からリノベーション事業まで、高い理想を掲げながらも圧倒的な行動量で不動産業界に変革を起こしている会社様です。 今回はオフィス移転に伴い、株式会社ティーズブレイン様が設計された内装に合わせてアート導入を検討されました。導入エリアは執務室横のフリースペース。重厚なテーブルが設置され、空間を贅沢に使用したラグジュアリーな雰囲気。ここで社員同士がコミュニケーションを取ることも狙いのひとつだそう。 今回、この壁面を担当したのは、筆の躍動感と、コントラストの美しい色合いが映える女性アーティストKATHMI。代表取締役の田口大志様とのヒアリングを経て、RERISE様が挑む「規格外」で「ワイルド」な印象をアートにするにはどうしたら良いか試行錯誤しました。 結果、提出した3案の中で一番エッジが効いていた「ゼウス」案に決定！この案はギリシア神話の最大神である「ゼウス」モチーフとし、RERISEをゼウスに擬えて業界に雷鳴を轟かすイメージで力強く描かれた案。雷は枠を超え、ダイナミックさを演出しています。さて、制作スタートです！ 緩急をつけて描かれたゼウス。手にはマゼンタ色の雷。カウンターの後ろで、社員を励ますように、RERISEを見守るように鎮座しています。その背景にはオリンポス山とともに、ビル群も。「不動産業界に雷鳴を轟かす」を体現しています。 重厚感のあるカウンターや空間ともマッチした、インパクトと存在感のあるアート。神々しくも力強い、株式会社RERISEだけのゼウスが誕生しました。