Works
制作事例

アートの感性を会社に取り入れ、リベラルアーツを通じた人材育成を目指す。大成建設株式会社×1Dayアート思考ワークショップ
大成建設株式会社
2025年制作

INFORMATION
アートの感性を会社に取り入れ、リベラルアーツを通じた人材育成を目指す。大成建設株式会社×1Dayアート思考ワークショップ
Client: 大成建設株式会社
Days: 1day

  • #WALL ART

アートの感性を会社に取り入れ、リベラルアーツを通じた人材育成を目指す。大成建設株式会社×1Dayアート思考ワークショップ|大成建設株式会社|導入事例|NOMAL ART COMPANY

日本を代表するスーパーゼネコン(大手総合建設会社)の一つである、大成建設株式会社。建築、土木、都市開発、エンジニアリングなど、国内外で幅広い事業を展開しています。


そんな中で大成建設様が今、力を入れているのが「リベラルアーツ教育」。決まった仕事を論理的にこなすだけではなく、お客様の期待を超えたイノベーションを産む素地を作ることが目的です。

リベラルアーツとは、自由に思考するための総合的な人間力を培うようなもの。今回は「現場で頭と手を動かしているリーダー層に向けて、感性を育みリベラルアーツに触れてもらいたい」とお問い合わせをいただき、1Dayアート思考ワークショップの構築がスタートしました。

アート思考ワークショップ

まずはアート思考ワークショップの目的についてすり合わせ。

「不透明な時代を生き抜く中で、感性・哲学的な価値観・美的センスも必要なのでは?」というリベラルアーツへの期待感を汲むことができるようにするにはどうしたら良いのでしょうか。

講師はNOMAL ART COMPANYの代表でもある平山美聡と、デザイナー・ペインターの若狭悠輝が務めます。平山は自身もアート思考について研究し、フランスのシルヴァン教授の授業を受けながら企業に合わせたアート思考へのワークショップの独自構築を進めています。

アート思考ワークショップ

また若狭はデザイナーとアーティスト双方の立場から、参加者の方にユニークなフィードバックをする役割です。
そうして迎えた当日。前半はアート思考とは?のインプットの時間。さらに自分の幼少期を振り返りながら、12名の参加者の目線で「問いを立てる」ワークを実施、全員の前でプレゼンをしてもらいました。

アート思考ワークショップ

さらに、後半の時間では前半の「問い」をベースにグループに分かれた上で、作品作りをするワークを実施。世界の著名なアーティストの作品作りを例に取り、アートへの思考を深めた上で手を動かすことで、いつもとは全く違う脳を動かすことに繋がりました。


このような1Dayワークショップの中で、「問いを立て、手を動かして作品を作る」というのは極めて高度なプログラムであり、通常ならアーティストが長い時間かけて行うことに大して、参加者の方はとても真剣に取り組んでいただきました。結果として、全員が手を動かして素晴らしい作品を作っていたことが印象的でした。

 


6時間のワークの結果、12名の受講者の方のアンケート結果は5段階中5と高評価。アート思考の理解を深められたかという質問にも、5段階中4.8となり、「基本概念にとらわれず柔軟な発想と感覚でものごとを捉える大切さを学びました。」「行き詰まった時の対処法として、doしながら、論理的思考を並行して考えていくという事に対して、とても参考になりました。」とコメントいただきました。

アート思考ワークショップ

アート思考はこの1日で全てが身につくというものではありません。

ですが、参加者の方一人一人に本当はある「感性の扉」をワークショップを通じて認識いただき、その扉を仕事中でも常に開けられる準備をしておく、という1日を目指しています。
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