Works
制作事例

都市にひらかれたアトリエ。新宿サザンテラスで行われた屋外アートイベント。
東日本旅客鉄道株式会社

INFORMATION
都市にひらかれたアトリエ。新宿サザンテラスで行われた屋外アートイベント。
むらいさき
unomori
日比谷泰一郎
KATHMI
神山麗子
髙橋洋平
謳花[OUKA]
HOKUTO TANEICHI
Client: 東日本旅客鉄道
Place: 新宿サザンテラス
Days: 2days
Date:2025年

  • #WALL ART
  • #ライブペイント

都市にひらかれたアトリエ。新宿サザンテラスで行われた屋外アートイベント。

 

再開発が進む新宿駅。この変化の真っ只中で、「文化が育つ街、挑戦者の街」としての新たな姿を描こうと始動したのが、屋外アートイベント「SHINJUKU collective」です。

その一環として、新宿サザンテラスの「ART LINE」では、通勤風景に現れたアーティストの一日というインスタレーションを展開し、2日間合計20名のアーティストとともにアートと日常の交差点を演出した二日間です。

都市にひらかれたアトリエ

Photo by 上岡瑞季

朝の始業前、から夕方の退勤時間まで――
人々がそれぞれの仕事に向かって歩いていくその通勤路に、突如として現れたのは、アーティストたちの“仕事場”です。

ビジネスパーソンにとっての仕事が会議やデスクワークであるように、アーティストにとっての仕事は作品を生み出すこと。
その“制作の現場”を特別なショーとしてではなく、日常の風景の中にそっと差し込むように――
「ART LINE」は、新宿サザンテラスを舞台にオープンアトリエとして展開されました。

青空の下絵を描くアーティスト

新宿の街で絵を描くアーティスト

街の片隅に開かれた一筋の“アートのライン”。

筆を動かす音、絵具の匂い、思考する沈黙。

それらすべてが、通勤路という都市の営みに重なり合う瞬間。

アーティストとビジネスパーソン、職種も立場も異なる彼らが、同じ時間軸の中ですれ違い、出会い、時に目を留める。

その光景自体がひとつのインスタレーションとなり、新宿という都市の表情を静かに変えた二日間となりました。

花のフォトブース

 

世界堂も出品

子供たちもアーティストのもとに集まってくる

 

さらに会場内には、誰もが足を止め、アートと交わることができるフォトスポットや、実際に描く・作る体験ができる参加型のブースも設置。

作品を“観る”だけでなく、自らの感覚でアートに触れる機会をつくることで、より多くの人々がこの風景の一部となりました。

Photo by 上岡瑞季

私たちは、アートを特別なものにするのではなく、日常に滲ませていきたい。

そこにあることが“自然”でありながら、確かに何かを揺さぶる存在として。

「ART LINE」はそんな想いから生まれた、アーティストと都市、そして人々の暮らしを結ぶ一本の線です。

 

参加アーティスト一覧

髙橋洋平・YUSEI・KATHMI・謳花・unomori・神山麗子・日比谷泰一郎・HOKUTO TANEICHI・関口あずさ・樫内あずみ・yumi taniguchi・Emi Tanaji・古屋真美・A7ICE Kanematsu Eri・TŌKA・青生ふゆ・むらいさき・大西佐頼・ArTaro・70m(naomi)・Ochiro・AKIPEN・まみむん・ひィ仔

 

協力

株式会社世界堂

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